明日からのことは全部 窓の外に閉じ込めてやればいいよ 明日からは怠惰の予報が 出てるからさ あとで傘を差そう 視界霞む先で轟音の手を引いて ぼくが側で歌うよ 夜を知り尽くして幸福だけを 微睡みで濾そう 明日からは怠惰の予報が 出てるからさ 靴を選ぼう 現、弛む先で騒音を呼び出して きみに歌を贈るよ がらんどうの部屋と湿度で きみとこの夜を越そう 贅沢だけをさあ夢から取り出して 最終回に入れて混ぜよう 日々の行方、どうか見逃していて きっといつか晴れるよ 視界霞む先で轟音の手を引いて ぼくが側で歌うよ 夜を祝福して忘却行きの 船に揺られよう