下らない僕は夜雨、彷徨く (adult ver)

歌詞

随分と遠くまで来た 霧がかかってないところ もうどっかに逃げ出したいと ドアを開けたのは日を跨いでから 永遠と変わらない風景に 嫌気が差すわ 苛つく僕を傍目に頷く 君はいつから大人になったの わからないからどうしようったって 光る手元に目を落としたって 溢した涙 夜の雨に紛れて流れて 最低でつまんない 最大公約数で 括ってくれんなよ 嫌われたっていいさ 突き放したっていいさ 不安も期待も優しさも嘘も エゴも瞞し(まやかし)も 奪ってくれたから 泣けなかったあの日だけは 美しく見えたんだ 平然と振る舞うのが性だって そんな余裕なんてないから 縋(すが)り付くのはただの紙切れ 首を括った6本の弦で 情けないよなぁ 体裁と入れ物だけの愛は いずれ壊れてしまうから もう二度と失わないように 石橋なら叩いて壊すから わかんないからどうしようったって 御託並べて黙り込んだって 溢した涙 夜の雨に流されてく前に もう一回奪って もう一回喰らって 飲み込んでやるから 嫌われたっていいさ 突き放したっていいさ 不満も未来も虚しさも声も 愛も誤魔化して 奪ってくれたから 泣けなかったあの日だけは 美しく見えたんだ 知らなくたっていいさ 踏み外したっていいさ ああ 揺らいだ心も 全部誤魔化して 奪ってくれたから 自分はまだ許せないけれど わかんなくていいけど 美しく見えたんだ