動かないお前は 役目を終えたまま その針を止めて もうどれくらい? 差し込んだ光に 崩れ去る街から 飛び立っていくのを 見てみたい 扉開け放ったら つまらない言葉は 聞こえないふりして くたびれたお前と 砂埃舞う味気ない道を 歩いていくのもいいな 僕らいつだって ここに居た 不意に消えてしまうのもいいか 訪れるはずの その日まで 上手く話せない 扉開け放ったら つまらない言葉は 聞こえないふりして 事切れたお前と 肩並べて陽の当たる川を 流れていくのもいいな 僕らいつだって ここに居た 不意に消えてしまうのもいいか 訪れるはずの その日まで 上手く話せない