窓辺に佇み 仕事ほっぽり 夜空を見上げていた ふと胸騒ぎに苛まれて 車を飛ばした ふわり浮かぶ あなたの笑顔 優しく 今もあたたかい お願い もう少し 神様 まだ連れていかないで こんなに伝えたいことがあるよ 星降る夜にどうか繋ぎとめていて 生きるという事 それは多分 思いを繋ぐということ 心に 身体に 重い手縫いの襷を受けとる そぞろ知らずのうちに 僕はあなたの口癖を真似た 誰もが訪れる終末 故に日々が尊く この先 教科書には載らなくても あなたの歴史は伝う 時を越えて あの夜空に瞬く星は 今はもう無い それでも光り続けるんだ 何十年先も ハイウェイ 星降って 聴かせて 命の散りゆく音 こんなに煌めいて 響くララバイ それは あなたが最後にくれた 光 あなたと出会えて よかった