「はじめまして」も「久しぶり」も 「さよなら」じゃなくて嬉しいな。 「ありがとう」とか「おめでとう」 の感謝を どれだけあなたに返せるだろう? 完全じゃなくて不安定な 心は何かを残せたかな。 流星の様に打ち放った痛みは 願いを叶える歌になったのかな。 死んでしまいたいというくせに 生きたくてしょうがない僕らの なにものにもなれないくせに 自分を好きになりたい僕らの 巡る音、流れる歌を あなたが聴いていた事に 意味があったなら また、生きて逢いましょう。 また、生きて泣きましょう。 嫌いと好きとありのままを 心の炉に焚べて。 機械仕掛けのこの心は 誰かの心を動かせたかなぁ。 大丈夫だよ。なんて言う僕こそ あなたの言葉に救われてた。 劣等感を詰めるだけ詰めて かんじかたかな?って誤魔化して 原因不明の哀しさに 歪む顔を消し去りたかった日 「僕もそうだよ」と微笑い合う様に 言葉が溢れてた場所に 意味があるから また、生きて逢いましょう。 また、生きて笑いましょう。 〈誰か〉になんてならなくていい 流星群をあなたに。 世界が砂に飲まれたとか 何処かに緑が溢れてたとか 砂の底で産まれ生きる僕らは そんなもの 知りやしないけど、 乾いた空に音が澄み渡り 息をしてるあなたの 鼓膜が揺れる、喉が震える 光景を浮かべる。 僕らは愛を込めて 花を編めたかな ありったけの愛で りぼんを結えたかな 9years' wonder. うたってきたんだ。 また、生きて逢いましょう。 また、生きてうたいましょう。 約束しよう、一年後の今日 生きて、また此処で。