21068-10

歌詞

壊れた掌何も掴めなくて 誰も護れなくて憂いている ないものねだりばっかで 優しさに誘われて 躓いたら最後だ その眼を凝らして 綺麗な月に見惚れて 花を踏み倒して それすら気付けないまま 過ごしている 丸い地球が見たくて 空の青を知りたくて それすらワガママになるのに 今僕が見過ごした景色が 誰かが死ぬほど見たかった 景色だったら 今君が等閑にした日々が 誰かの叶わぬ明日だったら 今日もずっとずっと世界は回る 幸も不幸もその瞼に乗せて 七日と保たぬ命を目にして 僕は世界を美しいと思うのかな そんな世界を愛して行けるのかな 余所見すんのにも慣れたよ きっとそれが一番なんだよ この瞼が重い理由もわかっている 比較対象も無いのに 美しさが分かるもんか 自問自答を繰り返して 繰り返して わかってるってagain 洗い流す願いだけ 描いた手で愛だけは 抱いて泣いてたって だってここまで やってきたんだって ねぇこれが間違いならさ 僕が僕であるかどうかさえも 分からないから 何があれば喜び？ 何が無けりゃ悲しみ？ 幸不幸諸行無常異常な子はいない？ 人の不幸笑ってないで その向こう見抜いて動けよ 幸せを始めようよ 目と目合わすとこから 壊れた掌で掴みたいものがあって 護りたい誰かが居て震えている ないものねだりばっかじゃ 優しくなんてなれなくて 無情にもこの瞼に宿ったまま 今日もずっとずっと世界は周り 続ける 僕らの嘘さえ抱きしめたまま どうかもうその瞼から 悲しみの丈が溢れてしまわぬように 二度と暗い闇に飲まれないように そのために 今の僕がいられますように