「真面目すぎる」と 誰かが笑った ただ目の前の人を 放っておけなかっただけ 差し出そうとした 答えの数だけ 僕の心は 宙ぶらりんのまま 震えていた 何も壊さないように 言葉を選んだ 自分が傷つくなら それでいいと思った けれど本音は 深い場所で 行き場を失くして ただうずくまっていた 誰かの未来のために 立ちたいんだ この瞬間を 僕自身の手で選び取る たとえ分かり合えない 夜があったとしても この願いだけは 決して消えはしない 優しさが痛みに 変わったとしても 僕はもう一度 信じてみたい 僕が僕であるための この道が 霞(かすみ)の向こう側へ 繋がると信じて どの道を選んでも 誰かが遠ざかった 上手く笑えなくて ただ立ち尽くした日 消えていく君の星を 見つめていた 過去の自分を 責めてしまうのは まだ「想うこと」を 諦めていない証拠だ 「それでいいんだよ」と 誰かに言ってほしかった 「間違ってない」と 背中を押してほしかった そんな弱ささえも 僕の一部なんだ 後悔なんて したくないから 守ろうとするものが 弱さに見えるなら それでいい それが僕の真実だ 踏み出す一歩が 力に変わる 涙を拭わずに 僕は行くよ 答えが間違っていたとしても 手放せない想いが ここにあるから 泣きながらでも 歩き続ける この微かな光を 信じ抜くために どの選択にも 誰かの夢があった 僕の心だけが 置き去りだったとしても この胸の震えは 嘘じゃなかった 誰かの未来のために 僕自身を選ぶ それは罪じゃない ただ一つの願い 優しさに揺れ 泣き濡れたとしても 僕はもう 何も恐れたりはしない 迷い、転び、立ち止まったとしても 自分だけの光が そこにはあるから 柔らかな言葉が 夜を溶かして 今、新しい夜明けが 始まっていく 真っ直ぐに、歩いていこう この轍(わだち)の先へ
