歌詞
二つの魂秤にかけ 鋼の時代の終末は 朝靄の中で幕を上げる 数多の命を喰らいながら 若き獅子は腕を伸ばし 青き心で道理を叫ぶ 老いた蛇は策を凝らし 毒の牙でその腕をもぐ このときを待ちわびて 先を争う者達今 堰を切る 怒れる獅子は孤独に叫ぶ 手を貸す南の猛者たちは 風をよみながら気の向くまま 足下危うく崩れてゆく 若き獅子は強い心で 片腕のまま勢いを得る 老いた蛇のその喉元に 爪をかけ牙を向ける もがれた獅子の腕が 絡みついて最後の一足を阻む 二つの魂秤にかけ 鋼の時代の終末は ざわめきの中いま揺れ動く 進むべき道を 探しながら 生命燃え尽きても 守る者たちと、友の約束と 義の旗の下に 刃の折れるまで 嗚呼 響き渡る轟砲とともに 致命の毒が獅子を蝕む 年を経た蛇今時を得て その身、龍と成し 天を翔る 猛者たちは山を割り 龍の足下をかすめ南へ帰る 時代の楔は打ち込まれて 紙上に談じた、つわものは 夢のまた夢力の前に 数多の命を捧げて 二つの魂秤にかけ 鋼の時代の終末は 夕日も待たずに幕を降ろす 数多の命を喰らいながら
1曲 | 2019
このアルバムの収録曲
- 1.関ヶ原
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