夢に見た… 燃える様な キラメキの中で 揺れている 香しき 幻の都 幻惑の手招きに導かれるまま 魂は 剥ぎ取られ 抜け殼が歩む 東の空を目指す 片腕の鳥達も 大いなる風の唄に 舞い上がり踊らされ 嘆く程 愛がある。 生まれる前か ら黄昏を身にまとう 許されざる者 星くず降る砂丘を 地の果てまで歩こう 熱くなる 砂の海で 聖霊は歌うから 響かせた君の声が 届くのなら 僕はまた歩き出そう 崩れるまで 少しだけ夢に迷い 流されても 抱きしめた砂を風に乗せて旅立とう 化石が時代を刻み 原始から呼び覚ます さまよえば硝子の河 目隠しで泳ぐから 響かせた君の声が届くのなら 僕はまた歩き出そう 崩れるまで 見極めた 夢に迷い 流されても 抱きしめた砂も 風も 変わらずに 永遠に続く 孤独の旅で 足を取られても もう帰らない この旅路を…