二人が記されたアルバムの 写真を眺めてると あなたとの日々は まるで一冊の小説のよう 我ながらそう思うの あなたはどう思う? 青空の下で旅行したり テレビ見ながら ソファで眠ってしまったり 上手に美味しくできた料理 それを美味しいと 言ってくれなくて怒ったり 淡い色の思い出をめくる 色んなものあなたと見てきた 残りのページもまだまだ 続いてくと 思い込んでいた 物語があなたを何処か 遠くへ連れてゆく 私一人だけ置き去りにして 手の届かない場所へと 物分かり悪い私は あなたが居ない事 受け入れられずただ立ち尽くして あなたに恋した日々を まだ生きてます 夢であればと願ってみても あなたと過ごした日々の方が 夢のようで 時の経過を示す栞は 一人になってしまった あの日に挟んだまま あなたのくれた幸せが こんなにも刻まれてるのに ありがとう より ごめんなさいが ホロホロと溢れ出してしまう 物語は私を何処へ 連れて行くのでしょう 続きのない明日が待っているの? 涙でしおれていく 二人の日々 今日も空が青いよ また旅行したかったな シワを増やすあなたを ずっと見てたかったな 普通の日常も あなたが居なくなってから 意味を持ってちゃ 意味がない 物語があなたを何処か 遠くへ連れてゆく 私一人だけ置き去りにして 手の届かない場所へと 物分かり悪い私は 届かないとわかっても あとがきに残すよ "幸せでした" と あなたはどうでしょうか…? 私はあなたを愛した日々で 生きてゆきます