風ひとつ 一度会っただけのあの人も 自分の中では色濃く残ってて また会いたいのは僕だけだろうから ココアの味で誤魔化して 電線揺らす 風ひとつ 好きな曲聴かれたあの時も 皆が好きそうなものに寄せちゃって 考え過ぎたうえ 出来上がる僕は すかれもきらわれもしない 羽毛のような木の葉のような はたまたレジ袋のような 流れに任せ軽やかにさ 舞えたら 舞えたら 迷わず君に会いに行こう そして大好きだと言おう 多分そんなんで人生は 回ると 思うの 電線揺らす 風ひとつ なびく カーテンくらい優しくなりたい でもあいつの言葉今イラッときたり 花に水やるのはそういう自分に なりたいだけなのかもなんて、思う つまらない失態を 爪を噛むように味わい 吐き捨ててもボロボロで 羽毛のような木の葉のような はたまたレジ袋のような 流れに任せ軽やかにさ 舞えたら 舞えたら 君がくれた言葉のような 息の仕方で生きたいな 宇宙に舞うブランコにまた 乗れたら 泣くかな 電線揺らす 風ひとつ 明日を探す 陰ひとつ