流行りがわからんわからんわからん わからんわからんわ バズっているあれに興味がないわ クラスの誰1人も僕が聴くこの詩を 知らない 人生を変えるほどの1曲を知らない あの子は俺の嫌いな奴らと一緒に夏 フェスにでかけたよ 僕はネットで小さい箱のライブ 映像を観ていた ヘッドフォンはガンガン 踊り狂っておかんが洗濯物 直しに部屋に出入りしても 気づかないまま マイノリティーでええわ はぶられたってかまわんわ 僕の切ない恋を歌ってくれた シンガーソングライター ドラマはないが青春さ とんでもない1フレーズに 今日も君のこと浮かべてるんだぜ あいつはつまらんつまらんつまらん つまらんつまらんわ かっこばかりの中身空っぽなやつさ 女も音楽もすぐに飽きて次々乗り 換えてさ ムカつくわボリュームを 一つあげよう 夏の夜はなんというか危険な香りが ムンムンする 人混みのせいで曖昧になっていく 距離感 肩と汗ばんだ手の甲が触れて 意識し合ったりして お願いどうか、 そんな奴を好きにならんでおくれ 捻くれきった心を 代弁してくれたバンド たまらずノートに声すらかけれん 君への愛の詩を書いた 部屋は満員のクアトロで 君も笑って飛び跳ねて 気がつきゃご飯やでって声がした ねぇ何聴いてるの?って あの日一度だけ聞いてくれた あぁ、早口だったかな 僕が言った名前、 君は覚えてるだろうか マイノリティーでええわ そんな自分が嫌じゃないわ いつか僕の書いた詩で君を 泣かせてみせるのさ ドラマはないが青春さ とんでもない1フレーズで いつか君の心掴み取るんだぜ いつか君の頬を赤く染めるんだぜ