青ざめた夜の空気 人躱すように 溶けた夢の闇の中 影が落ちた ガラクタが心を通わせる願いを 星に浮かべて 宝物を捨てるとき 心がひとつ壊れる 藍の帳 胸の中で懐かしい声がした 形のないガラクタを壁にかざして ただ眺めても虚しいだけだよ 真っ白(まっさら)な映画 藍で埋めるように 何度だってこの手で映し 重ねてゆくんだ さよならが覆す きみは遠ざかる 分かたれた 星高くひらりと浮かぶ さよならだ この映画もエンドロールさながら 心を断つ静けさよ またこのラストシーンだ 流れるきみのモノローグ 藍の帳 胸の中で口ずさむ言葉は 「なんでなんだろうな。」 さよなら この歌も空にかき消える 私の何もかもすべて lalalala… 流れ星に願うガラクタの傷も藍も 心が駆けてく今朝よ 仮初めの夢を見るくらいなら 誰かの心の中 星に願いを 届けてくれますように さよならにさよならを 星に花束を エンドロールに合わせて 歌を歌おう Lalalala… 最後に気づいたよ 形のないものをきみがくれるなら 何も何も怖くはないな きみが藍した私が私であること 終わりのない映画 この夢にさよなら Lalala…