アスファルト影に追われてる 逃げ足で路地を通り過ぎた 駆け抜けて振り返る先で 薄れゆく空を見てた バス停の屋根の下で一人 疎らな光を数えて俯く 反射した過去の日々を そっと指でなぞって消した 涙の跡を裏返すように 雨よすべてを流してしまえ 降りだした 長い長い雨が上がっても 変わらないいつもの空がまた 広がってる くすんだ虹さえ奇麗と言われて 僕はそんな言葉は望んじゃないのに 見えたのに目を閉じて 探してたのに諦めてた 1人で変われると信じていた 嘘ばかりなのにね ビルの影喧騒の中の 自分を見つけて急いで隠した 駆け抜けて見えてきた先で 未だ迷う地図すら持たずに 追い越した単針が見える 遅く見えるその足取りを笑った 無我夢中でもがき続けた 秒針のようだと笑われたようだ 涙の跡が乾いたころに 雨よすべてを戻してしまえ 降りだした 長い長い雨が上がらずに 変われないいつもの自分がそこに 立ってた くすんだ白でも良いと言われて 僕はそんな言葉は望んじゃないのに 見えたのに目を閉じて 探してたのに諦めてた 1人で変われると信れてた 嘘ばかりなのにさ 長い長い雨が上がったら 変われるかないつか 自分がそこに立てたら くすんだ白でもいいと思える強さを 本当はそんなのわかってるはずなの に 降りだした 長い長い雨が上がっても 変わらずにいつもの空がそこに 広がってる くすんだ虹さえ出せないとしても せめてそんな 雲さえどけられたのなら 見えたのに目を閉じて 探してたのに諦めてた 1人で変われると信れてた 嘘ばかりなのにさ