降り注ぐ光の粒を拾い上げて 大切にしまった 夜空を 見上げればありふれたものでも 私にはそれがたまらなく愛おしくて 切なくて この手の中 たやすく崩れ 落ちてしまいそうなほど儚い光 ずっと胸に抱きしめて 太陽が眠りについて 白と黒 静寂の色彩 悲しくなんかない もう大丈夫だよ 大切なことをやっと思い出せたから この手の中 たやすく崩れ 落ちてしまいそうなほど儚い光 旅立ちまであと少しだけ残された 星の記憶 時を辿ってずっと胸に抱きしめた 鐘を鳴らす最終便 小さく脈打つ鼓動 わからないことばかり この世界の果てで あなたの目 あなたの手 あなたの愛しい声を思い出す この手の中 たやすく崩れ 落ちてしまいそうなほど儚い光 旅立ちまであと少しだけ残された 星の記憶 時を辿ってずっと胸に抱きしめた