死神

歌詞

あのね　忌まわしさが気がかりなら いま対価は要らないから 身を委ねて　死を迎えて。 総てが馬鹿げている 妄想だけしてればいい 本能さえ無為の境地 何もせずに只一人で 呟いてる戯言 何処にも行けない 誇りも見えない 私のいのちは　空虚でしか無くて 『今年も死ねない』 …誰にも言わないで。 秘滿にしててね。 過ちはもう諦めて　ねえ 私は屹度歴史に要らないよ 言葉にしたら　拙すぎるの だから　今は未だ眠らせて 流行（ファッション） 共感性　富や名誉 便乗犯　承認欲 統計学　どれもこれも 死神（タナトス）が 楽にしてくれる。 そのイデアは下らなくて 私自身　つまらなくて いつからだか　初めからか 御託だけ並べてる こう為りたいとか こう在りたいとか 夢を物語る　遥か遠い未来 置いて行かれてく　劣等含んでく 助かりはしない 錆びていく様に　朽ち果ててきた 世界を君が冥府に導いて。 言葉にしたら　幼すぎるの そして　御伽噺は褪せてゆく 凪いだ。 伝えたい事は沢山あるけど 私のこころは　何もかも失くした 此世の行く末　見届けているから 私を忘れて。 解らないなら諦めて　ねえ 私は屹度歴史に要らないよ 詞にしても　もう遅いから いいよ　もう少しだけ眠らせて 支えられてきた重みも 許されてきた苦しみも 笑い続けてきた日々も 終焉（おわり）に変わって仕舞うよ いつも通りの日々でさえ 楽しく思えてきたから ここには戻れないかもね いつか来るお別れを。