落夏

歌詞

人紛いな感情を 持ち合わせた所為だと思う 先天的なんて言う 九割型ハズレくじ 失ったものばかり数えて 全部全部熱病になるのに 何も変わらないままで迎えた 八月最終回 終わりが来る 夏落ちた 街頭夕明かり 独りポツリ影と戯れ 神隠し 通り魔に泣く 片割れ時の間に まだ夏を望んでいた 人紛いな感情が 少しずつ欠けてた 生き急いだ果て辿り着いた 不完全体化け物 分かってもらえない思いとか 妥協まみれ腐った自我だとか 結局、何も変わらないままで迎えた 八月再周回 終わりは無い 飽き飽きだ 快晴 通り雨 ピチャリ濡れた路地と戯れ ひた隠し 通り魔は無く 雲の隙間の月とか 綺麗なものが嫌いで 夏の所為で 夏の所為で 茹だるような 暑さの所為で 僕の脳のミソなんかはさ グチャグチャ溶けちゃって 夏の所為だ いや、僕の所為だ 全部全部僕の所為だ さよならだ 夏落ちた 街灯月明かり 独りポツリ影と戯れ 神隠し 通り魔に鳴く 丑三つ時の間に 夏落ちた 神隠し 通り魔が亡く 自虐混じり哀乃唄 言霊と夏の調べ