君の好きだったあの歌だって またいつか ほどけかけていた 何かを繋いでいく いつかの綺麗な街の景色と 変わらないものを君とみれるかな ほどけかけていた窓の向こう 君は何て言ったっけ 傷付けないように 引き付けないように 塞ぎ合っていた 遠くで聞こえた揺れる小さな鼻歌 褪せる色を少しずつ染めていく 凍えた懐かしさを 君の温度で溶かしていく 紅茶の匂い 君の影 小さな手あたためてたんだ 熱いくらいが丁度いい 目に見えているオチだって ティーカップの中に映る君の 横顔を眺めていた 君の好きだったあの歌だって またいつか 流れかけていた 涙を拭っていく いつかの綺麗な街の景色と 変わらないものを 君とみれるように 足の音に耳を澄ます 君の歩が向かう方へ 先を急いだり転んでしまったり カッコはつかないけど 君のこれからに僕が映るかどうかは 分からないけど明日になれるように 花びらのように美しくも 手に取れない距離感が また次に咲く色を付ける 前の蕾を 心の中に映るように 誘導しているのか いつの日かまた花が咲きますように 君の好きだったあの歌だって またいつか 解けかけていた 何かを繋いでいく いつかに見たようなあの泣き顔と 約束をいつか守れるように