どうした また責めているのか 優しくなれない 明日もいらないんだと 浮かんだ言葉に蝕まれ 透明になってしまうよ 影は光の下 鏡の中 切り離しては陰りを繰り返す 誰が問いかけても頷かない 傾いたその心を、委ねて 同じはずがないわかるはずもない 君が君を刺すナイフを僕に貸すんだ 誰にも言えずに苦しいんだね 逃げてもいいよ荷物を捨てて 茜色の目は痛みの証だ やり場のないものシラサギに乗せ 空へ そっと描く性は息に変わり 君をなぞるよ 今度は人と比べているのか どんなに羨んでもその差は 埋まらないよね 驚いた君は素直なんだな これ以上はないくらいに 神は多忙だから拾いきれず 愚行善行さえ見てやしない ならば君は君の味方であれ 張りすぎた心の糸、ほどいて 生きてゆく日々に理由などはなく 探し疲れ果てる間に時は過ぎてく 痛みは拒めどやってくるのに 自ら傷を、もうつけるなよ 同じはずがないわかるはずもない だから君だけは今愛してあげるんだ 誰にも言えずに苦しかったよね やめてもいいよ元に戻るだけ 茜色の目は痛みの証だ やり場のないものシラサギに乗せ 空へ そっと描く性は息に変わり 君をまもるよ 大丈夫 僕が前をゆくね 共に歩こう