諦めたりすんなよ まだまだまだいけるだろう お前の背中を見守っているヤツが必ずいるから 上手くいったらきっと ここに帰ってこいよ いつもの店で時間が過ぎるのも忘れて 飲み明かしてやろう 笑われても けなされても 後ろ指をさされても 向かい風や しがらみやら 高い壁に行く手を阻まれても お前がこの町を出てから 3度目の夏がやがて終わる 駄菓子屋の店先じゃ 売れ残った花火が寂しげに並んでる ここの町並みは相変わらず ただ一つ違う事と言えば やたらと熱い話ばかりしていた お前の姿がない事くらい 諦めたりすんなよ もっともっともっといけるだろう どれだけ時間をかけて 遠回りしても構わないから 投げ出したりすんなよ きっと上手くいくさ ただひたすらまっすぐ 自分の信じた道を進め そう言えばこないだ お前のオヤジにばったり会ったよ 町役場の斜向かいにあるあの中華料理屋で お前の愚痴も聞かされたけど オヤジさんずっと楽しそうに 嬉しそうに 誇らしげに お前の話ばっかりしていたよ ロックスターが答えてたよ 『諦めなかっただけなんだ』って だからお前も 諦めたりすんなよ まだまだまだいけるだろう お前の背中を見守っているヤツが必ずいるから 上手く行ったらきっと ここに帰ってこいよ お前に聞いてもらいたい話が山ほどあるんだ 子供の頃からやることなすこと 全部でかかったお前だから ごった返す人混みの中で足を踏まれても 寒さに震えても そんなもん全部笑い飛ばして いつの日か夢にたどり着いて 「やっぱあいつはすごい奴だ」って 俺に自慢させてくれよ 今は遥か 離れた街 でも確かな絆がここにある いつまでも いつの日にも お前のその背中に歌い続けよう