ねえ どうして こんなところに居るの ねえ いつから 光を失くしてしまったの 泳ぎ方も忘れている 遥か海の底から ねえ あなたは わたしの何処を見ているの ねえ そこから わたしを照らしてくれないか 鼓動の音が届いている 僕の存在証明 遥か遠く遠く生きているよ あなたの声を辿っているよ いつかわたしが忘れ去られようと あなたの言葉で息を吸うよ 消えない心が秒針を見つめていて それがいつしか形を持って 歩いていて 裸足のままで 透明なままで 涙が零れた 遥か遠く遠く生きているよ あなたの声を辿っているよ いつかわたしが忘れ去られようと あなたの言葉で息を吸うよ そうやって何度も悲しみを 照らさなきゃ 何も見えずに暗い世界のままで ずっとずっとここに居るんだよ ねえ どうして こんなところに居るの ねえ いつから 光を求めてしまったの あなたの音が届いている 遥か海の底まで