物語のようにはいかないみたい この先はどうやら続かないみたい 吐き出したガムの味 覚えてるかな 麻痺した心が呼んでいる 「海へ行こうよ。 二人で居ようよ、まだ。」 足りないものばかりだけど 愛していたことは嘘じゃないのだ さよならの温度で色を描いて ---て欲しいなんて歌ったけど 気が付いた頃には遅すぎて 麻痺した心がここに在る 「あの空へ行こうよ。 忘れ物も無いようにさ。」 後悔ばかりの人生だけど 愛していただけじゃ 足りなかったのだ 私が私を許せないから どれだけ誤魔化しても戻らないのだ 涙が出るのは寂しいから 麻痺した心がここに在る まだ生きていたいよ 失くしたくはないよ でも 鉛になった心臓では 言葉を紡ぐには重すぎたのだ あと少し幸せを お願い、神様。 まだ居たいの まだ居たいの まだ居たいの まだ痛いのならばよかったのに