月灯りが照らした 名前の無い風が吹いた 上手く笑えないのは心があるから あなたも宇宙を見ているだろうか 言葉を 祈りを 美しさを求めて手を伸ばした 孤独の夜に咲いていたあの光を 見つめて まだ、先へ。 眠れない夜があった 特別じゃない 怖くて息が詰まって 消えてしまいそうだ 明日が要らないならいっそ丸めて ゴミ箱へ なんて冗談だよ、笑わないでね 闇が暖かくなった ひどく寒いや 分かり合いたいだなんてきっと 傲慢だ 傷は見えなくなるならば生きた証は 何処へ 残りの価値なんて 知らないままでいい 抱いた理想で泣いていたんでしょう まだ月灯りを待つばかりの私を いま歌に乗せて! きっと誰もが悪くはない まだまだ生きていけるから ただ傍に居てほしかったなんて ただの呪いだ