潮風ほのかに 花をくすぐる 電車が小気味よく 駆け抜けていく 水平線の向こう側を見てみたい そんなことをよく考えていたな 感動 ときめき 真っ直ぐな瞳 炭酸弾けた あの日々は遠く ありのままリリック 二度と書けないのか まだ僕らの人生 目覚めたばかり 誤魔化し続けて 気づかないうちに 無理をして笑っていたんだ もう少しだけでいい あと少しだけでいい もう一度衝動任せ 風を切り駆け抜けたい 夕陽が緩やかに水平線へと 沈んでいくのを ぼんやり見つめていた いつからだろうか 明日が来ることに 期待を持つことを忘れてしまった 思いきりのなさを 悔やんでばかりいた 僕はまだ立ち止まったまま まだ思い出せるかな また走り出せるかな 今全てを曝け出して 誤魔化し続けて 気づかないうちに 無理をして笑っていたけど もう迷わないように この足を信じて 風を全身で感じて もう一度走りだそう