予報外れの雨が降った 分厚い空気に嫌気がさした 少し生温い昼下がりは 考え込んでしまうな 何を言えただろう 全てが見えていたのなら 「さよなら」は言いたくないから せめて「またね」と 移りゆく日々に憂いがあって 変わらない思いがここにあって それでも自分を押し殺して スポットライトに照らされる 身体と心が離れたような 「大丈夫」喉元止まったまま かさぶた何度も掻いて剥がれて まだ癒そうにないな あなたに歌いたい歌があって あなたに伝えたいことがあって 忘れられない日々があって 全てが鮮明に輝いていて 変わらない思いがここにあって 未だ醒めぬ夢を見てる 色褪せないんだ