音のない真夜中の部屋の中 なんだか寝付けなくて そんな時はいつだって 君の声が聴きたくなるんだ これでいいんだ このままでいいんだなんて 淀んだ空をただ眺めてるだけ 君に伝えたい 伝えたい 文字には起こせない言葉を 君には見えない僕の心を だけど言えない 言えない この糸が切れるのが怖いから 電話越しの僕と君の距離 近いようで遠い僕らの距離 君が好きな歌を聴いて 少し寄り添えた気がした 君の口癖も真似して 少し距離が縮まった気がした 近づけば 近づくほどに自分の 弱さに嫌気がさすんだ 本当は知りたい 知りたい 飾らない君の言葉を 君の心の奥底を だけど聞けない 聞けない 全てなくなるのが嫌だから ただ月日だけが過ぎゆく 君に伝えたい 伝えたい 伝えたい… だけど言えない 言えない 言えない… 君に伝えたい 伝えたい 文字には起こせない言葉を 君には見えない僕の心を 本当は会いたい 触れたい 君のそばにいたいんだ 儚い願いのその先へ 弱虫な僕の君への歌