元彼好みの味を食べて 自分の涙の味がした 鼻歌歌って台所で 心込めてる君を見ていたのに 君の味は僕しか知らない なんて事もう叶わないけど せめて僕だけのレシピが欲しい わがままかな? 六畳一間のワンルームで 「美味しい?」とか聞いてくる君に この世で一番 切ない相槌をした 君のメニューなのに 好き嫌いだらけ 食わず嫌いじゃないさ 許してよ 手間がかかるのは料理じゃなく 僕の方だね 今日もしょうがないよね? 僕の味もここにあるんだよ 隠し味なんか入れてみたよ 少しずつ君に食べてもらおう わかってくれるかな? 不味けりゃ怒ってくれていいよ 美味けりゃ泣いてくれてもいいよ 全部見せて そのままの君の事 君の無意識に 毒を盛られて 僕もってやり返すけど いつも笑われて 君の味は僕しか知らない なんて事もう叶わないけど 今が僕だけの味ならばもう それでいいんだ 六畳一間のワンルームで 「美味しいの?」と聞いてくる君に この世で一番 幸せな相槌をした
