永遠めいたものはどこにもなくて 揺れるように Fly & Run 一瞬先の闇に溶けていくのなら 僕の声はきっと 最終回のようで 未来のような 鈍色の雲の上に 何かがあるのなら 今は歩いてく ふわり 風がそっと 絡んでいたはずの指が ほどけていく 砂のように Anytime alone 聴こえたカノン 時計の針 戻してみた 瞬間に闇を裂いて 夜に咲いた花のような ヒカリを僕は見た 永遠に消えないように 壊れないように 瞳に鍵をかけた このままで 永遠めいた夏も知らないフリで 過ぎ去ってく Fly & Run 乾いた約束は守られないまま 君の顔がふっと 絡んでいたはずの指が ほどけていく 砂のように 拾い上げて また崩れて 時計の針 壊れた もう戻らないの? いつだって答えを知って 振り返ったって 同じように僕らは進んでく そうやって時間が経って 大人になって 写真みたいなあの日に 気づいても 瞬間に闇を裂いて 夜に咲いた花のような ヒカリを君と見た 永遠に消えないように 壊れないように この手を離さないように いつまでも 永遠めいたものはどこにもなくて 揺れるように Fly & Run