今日もメロディ浮かばない 虚しさ抱え迎える朝は何度目か 船人らは はじまりを祝い 歓喜のうずのなかひとり爪弾き それでも老いて散りゆくとき 何か残せたなら 僕らは 死ぬまでにどれほどあなたのことを 笑顔にできるだろう きっとそんな闘いさ 何度だって足掻き続けよう 奇跡まだ信じてる 辛いときは一人で泣くよ あなたの前ではいつも“ 元気で”いたいから 錨をあげろ 生きるとは恥を掻くことだろう 僕らは 死ぬまでにどれほどの理不尽を 受けとめ赦せるだろう きっとそんな闘いさ 涙をのんで歯を食いしばって 荒波をこえてゆけ 漕いでゆけ どんな絶望も憂いも苦悩も ぜんぶ消化して喜びに どんな憎しみも嫉妬も怒りも ぜんぶ受けとめ優しさに変えよう 漕いでゆけ