それでいいのだ いいのだ 眩しい光が 差し込む方へと歩みを進める 辿り着いたのは 行き止まりの標識だった これが最初じゃない間違いばかりだ 何が正しいか分からないまま 辿った道を戻ってゆくだけ また一から始めようか 遠回りしなきゃ出会えなかった それでいいのだ いいのだ 変わることなんて一つもない だからいいのだ いいのだ 選ぶ道なんて 一つじゃないから 三歩進んで二歩下がる それくらいが丁度いい 期待という名の 荷物を背負うほど僕らは 上手く息を 吸えなくなるものだ 不安という名の醜いモンスター 倒せる道具よ勇気になれ 高まる心臓 揺れる緊張 宝物といつか呼べるから それがいいのだ いいのだ 悔むことなんて一つもない だからいいのだ いいのだ 選んだ答えが教えてくれるから 時には誰かを傷付けて その度 心も傷付けて 何度も何度も何度も何度も何度も また失敗を繰り返して 幾つもの答えを探して 夢は形を希望に変えて これでいいのだ いいのだ それでいいのだ いいのだ 変わることなんて一つもない だからいいのだ いいのだ 選ぶ道なんて一つじゃないから 三歩進んで二歩下がる それくらいが丁度いい 眩しい光が 差し込む方へと歩みを進める 辿り着いたのは 僕を選んだ僕だ