「ぐずぐずしてないで ほら早く行くよ」 煩く照らした太陽は 当たり前のように動き出せない僕を 叱ってくれてる 奇跡はそうも 簡単に訪れちゃくれないな 世界は悠々と回る 回る 道路に浮かぶシャボン玉 白い蝶々を追いかけた 土曜の昼時は優しい 愛が散らばって息も吸えないや レオン 君の名前を呼ぶよ 春風が後ろ姿を攫って レオン 声が届いているなら 向日葵が咲く頃に顔を見せて レオン レオン レオン 瞳を 手を 澄ましてる 昨日メモしていた 予定よりも早く 薄明るい部屋を後にする 最近あんまり眠れないんだ 電車にも上手に乗れなくなった 錆びついた公衆電話 止まったままのサインポール 瞳を瞑り息をせずとも 面影は生きてる 聴こえているよ 桜散れば 緑が産まれて 別れの涙を降らすだろう 光が地面に差し込めば やがて君の似合う夏が来る レオン 僕はお腹を冷やして しゃがみ込む いつまで経っても弱いままだ レオン 背中をさすってくれたね 自然と解れてく また夢で逢おう レオン 君の名前を呼ぶよ 春風が後ろ姿を攫って レオン 声が届いているなら 向日葵が咲く頃に顔を見せて レオン レオン レオン 瞳を 手を 澄ましてる