ゆらゆら歩く少女が一人 母はどうしたのかと尋ねるも その口を縦と横に縫われ 何も言葉を話せないの 肉欲だけで愛を求めて 望みもしない命が一つ また一つと増えてゆくも誰も その命に愛を灯せやしないんだ 求めてるその手だけを掴む為 命たちは必死にどうすれば 愛してもらえるのかを考え 自分演じてるんだろう 愛してよ 愛してよ 愛して 愛して欲しいだけ 週末の駅のホームの様に 汚れている大人たちの心 何処でもいいからその腹に 溜まったものを全て 吐き出したいのか その目の前にある空き缶を 拾ってすぐそこにあるゴミ箱に 放ればいいのにまた一つと 見えてくる小さなゴミが 怖いんだよ 愛してよ 愛してよ 愛して こんな僕でも 愛してよ 愛してよ 愛して 愛して欲しいだけ