夏がもうすぐ終わるから 風鈴も片付けてしまおうか 蚊取り線香の煙の匂いが好きと 言っていたよな 君といた日々が消えてく 入道雲とともに去っていく 飽きが来たならそう言えよ 好きとは簡単にほざくくせに 呼び止めなかったのはどちらのせい でもなくて 踏み切りが閉まったから そんなのわかるでしょ? 再見、 僕ら出会う前からこうなる運命なら 四千年待ち焦がれた 恋もかすれていく 永遠なんて言わない 君と八十まで生きれたら万々歳さ 天国なんていらないなんて 思ってたのに本当に君は 帰ってこないの? 思い返せばいくらでも 君の好きなところは見つかって 拙い言葉が愛しくてわざと 難しい話もしたし どちらが 悪いとかはこの際横に置いといて 二人が出会った日の気持ちを 思い出していよう 再見、 僕ら出会う前からこうなる運命なら 四千年待ち焦がれた 恋もかすれていく 回転する車輪は止まらない 君をどこへ運んでいく? 去る者は追わない主義なんて 強がってはみたものの 本当はちょっと寂しく思うんだ 再見、 僕ら出会う前からこうなる運命なら 四千年待ち焦がれた 恋もかすれていく 君を乗せた車両がどんどん小さな 点になってく 恥ずかしそうに笑う君のことを 思い出してる 再見、 僕ら出会う前からこうなる運命なら 四千年待ち焦がれた 恋もかすれていく 永遠なんて言わない 君と八十まで生きれたら万々歳さ 天国なんていらないなんて 言えないまま手を伸ばした 一人の夕方