波の律動 一身に 受けては揉まれ 時が例えば海なら 人生は舟 誰も彼も夢見る 物を欲しても 伸ばした手を戻して 固く握る 小さな舟に乗って大海を進む 霧で何も見えなくとも 帆を張り進む 雨降る夜は続いて 心を洗う 血の滲んだ傷跡すらも流す 大きな雲に乗って大空を進む 太陽が隠れようとも 雲の上ならば 誰も彼も星降る 空 見上げている 伸ばした手を翳(かざ)して 目を開いた 小さな舟に乗って大海を進む 雨で何も見えなくとも 帆を張り進む 大きなこの世界で塵より小さい 僕らは確かに進む 果てを目指して
