そうさ 誰しも誰にも見せたくないもの 大事に鍵をかけている 色が 褪せて柄すら判らないシールで 飾り付けてた 急な雨降りぐったり 予兆なんてちっとも 気付かなかったのに 階段 早足で駆けあがって 我が家の前でやっと一息ついた なんとなく感づいてはいたんだ 安らぐ場所なんて何処にも無いと そう 今から変えられるものは 一体何だろう?って 考える暇すら無かったような だけど いつからいつまでこんな日が 続いた? 思い出したくはないな いつか 失くした気がした鍵を探せたら 少し楽だね だけど 潜在的だっていうのに影すら 見えないや こんな途方もないとか 過去の 私は想像出来ていたでしょうか? まず確かめた いつの間にやらすっかり 沈んじゃった澱みも馴染んじゃって 階段 早足で駆けあがって いつものように現在を見失った それとなく発してはいたんだ だから何だ、って諦めもあるけれど そう そんな根底が在ることは悪くも 無いかな?って 心から 思えたら 思えられたら そうさ 誰しも誰にも見せたくないもの 大事にしているフリしてる 色が 褪せて私すら忘れてたとしても 消えてはないんだ いつか 失くした気がした鍵を探せたら いつか 大事に大事に仕舞いこんでいたなら