震える手を抑えて ポケット手を伸ばして 鈍く光ったのは 銀色のリボルバー 弾倉、弾丸込めて 撃鉄、ゆっくり起こして 銃口、こめかみにあて 静かにまぶた落とす ゴミ溜めの中でずっと かんがえてるんだ 生きることってそんなに大事? 死ぬことはいけないこと? うるせぇんだよ 静かな夜に鳴り響く自問自答 うるせぇんだよ 答えなんて見つからないまま終わる うるせぇんだよ 狭いベッドをため息で埋め尽くす いつの間にか朝日は昇った 外れた安全装置 冷や汗 にじむ額に どれだけ時間 経てど 引き金は引けなくて ゴミ溜めの中でずっと 感じてるんだ 生きるている意味なんてない 惰性でただ生きてるだけ うるせぇんだよ クソみたいな世界にサヨナラ告げて うるせぇんだよ 止めてくれる奴なんて誰もいない うるせぇんだよ 指一つで楽になれるはずなのさ それでも引き金は引けなくて うるせぇんだよ お前の頭に銃口突き付けて うるせぇんだよ 重い撃鉄を起こして笑うのさ うるせぇんだよ 冷たい引き金に人差し指かけ 憎たらしいお前を殺すのさ うるせぇんだよ んなことできねぇのは 分かってんだよ うるせぇんだよ だから俺はお前を超えてゆくのさ うるせぇんだよ 俺の反骨精神はまだ死んでねぇ さあ。反撃の引き金を引け うるせぇんだよ