いつか見た空 薄紅色が空を駆ける 君のような人と 逢いたくはなかった 手を振れぬまま 時が過ぎ去り 色褪せてゆくはずなのに 色は濃くなって鮮やかになって 輝いている あなたを忘れたくて 頬伝う涙が愛おしいのは 何故なのか あなたが隣に居ないと 酷く寒いの 春のにおい忘れられず 私の頬を優しく撫でる春風が 古い記憶を忘れさせてはくれないの あなたの笑顔がこの目に焼き 付いていて 笑うことさえできないの いつか訪れると判りきっていたけど 涙をこらえられないの あなたを忘れたくて 頬伝う涙が愛おしいのは 何故なのか あなたが隣に居ないと 酷く寒いの 春のにおい忘れられず 綺麗な思い出とはとても 言えないけど 綺麗なあなたでいて欲しい さよなら愛する人 私はここにいる また巡り会うその日まで さよなら、ハルよ