歌詞
書き残された 一行の詩 あの静けさも、すべて 思い出になるだけなら 言い訳のように雪が積もった あの日と同じ景色に沈んで もうなにひとつ見ずに済むように 暗闇で飲み干して 隠して、潜めて その肌触りに 流れる、湛える 立ち尽くすように 消えない、消せない 君だけ見ていた 祈りも、叫びも 通り過ぎてゆくだけ 遂に消された 一行の詩 この沈黙が、深く ただかぎりなく広がる 儚い橙色に染まった 言いかけてすぐ言葉が滲んで 幸せも不幸せも隠して 見えない腕で僕を抱き寄せて 抱き寄せて 抱き寄せて 抱き寄せて 溢れて、溺れて 鈍いため息に 捧げる、奏でる 口籠るように 消えない、消せない 君だけ見ていた 祈りも、叫びも 通り過ぎてゆくだけ
7曲 | 2022
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