二人して眺めた8月の空は 透き通る君の膝小僧によく 似ている 僕らには何もないから 願いことはすぐに 変わる変わる変わる あてもないまま ベランダにぶら下がった シャツは 所在投げにそっと ゆれるゆれるゆれる ひと汗ながら きっともう少しで 夕立が降るだろ ずぶ濡れになりに出かけようよ 去年の夏僕らは何をしてただろ あやふやな記憶を つなぐつなぐつなぐ パズルみたいに 追いついたり追い越したりしながら 500ミリのコーラ変わる変わる 飲みながら歩いてる 眩しすぎるかな 余計ぼやけてくよ 揺らぎながら消えていくみたいに 二人して眺めた8月の空は 透き通る君の白い膝小僧に似て 繰り返すことなど ほんとは何もないな 1秒ずつ世界は 生まれつづけているよ ♪ 二人して歩いた 歩道橋から見えた 夕立の海はただ 広く輝いて 繰り返すことなど 何にもないな 1秒ずつ世界は 生まれ続けてる 二人して眺めた 夕焼けの空は 僕らの2つの影 少しずつ伸ばしてく あそこまでもどうかと この夏も終わりです