開けた夜の窓から 君のこと待ってるよ 浮ついた夢の中から 霧のように現れて 猫の声で僕のこと呼んで 連れてって 暗い闇の中震えながらも 一度も止まらずに あやふやな呪文で 切り抜けて あざやかな場所まで みすぼらしくて お粗末な 自由にくるまった 僕らは ふさわしい王国の中で いつもにやついてたんだ 明けたビルの窓から 広い空を見てるよ 倍速で動く世界で 束の間を渡り 歩いてく どこへ行くか 決める時間も 無いままに 君の猫の鳴き真似の 合図も ここまでは届かない 僕の景色は徐々に錆びてゆく 残酷な位速く みすぼらしくて お粗末な君のこと 笑う人達と 同じ世界を生きているよ 何もないままに 一つずつ積み上げながらも 一つずつさめていく 何かが違うそれだけが分かる ずっと下までかけ降りる みすぼらしくてお粗末な 自由にまた着替えられたら 君の所に帰るからね だからそれまで僕のこと ずっと待っていて 僕のことずっと待っていて 僕のことずっと待っててね 親愛なるハック