ページに落ちる日差しが 抱きしめてくれたら そっと胸に灯った 優しさの信号 目次を濡らす雫が 閉じ込めてくれたら 瞳の地層の奥に 悲しみを見つけたよ 望まないでね ここまでとこれからを 記した余白に何を描こう 君となら 二人なら 迷わないための星 訪れを告げるベル 守りたい人に捧げる祈り 回り続ける記憶 何処にでも影はできる ゴールドのハイライト グラスの底の宝石 そういう宝物 一粒で構わない 食べてみたかった 日に透けて色を増す君の髪 銀紙で出来た月 見上げれば宇宙の隅 触れたくて 手を伸ばす その先の君の目に見惚れた 空から落ちてくるなんて 思わないもの 白い雪は降り積もり ワンルームのプラネタリウムだ 月までの距離を飛ぶ 心ならここにある 抜け殻の器に愛を注ぐ 歳を取ろう一緒に 迷わないための星 訪れを告げるベル 守りたい人に捧げる祈り 回り続ける 風を読んで 夜を縫って 空を飛んで 君の街まで 言いかけた言葉の句読点 横顔に栞を 風を読んで 夜を縫って 空を飛んで 君の街まで 言いかけた言葉の句読点 横顔を忘れない