雨声

歌詞

傘を忘れて 濡れた世界に身を投げて 足音に気づかぬまま 雑念で湿ってしまわぬように 僕の手を取ってよ もういいか 窓に映る 顔が声が届かなくなって 雲に乗る 歌が声が夢のようだった 伝わらない歌詞書いたって 何もかもおしまいだって 身勝手だってもがいても結局は 全部自分勝手 伝わらない価値観だって 聞こえてこない自分の声の前に 消えて消えていくだけ 傘を忘れて 濡れた世界に身を投げて 足音の向こうに聞こえた雨音 消えることはないでしょう 傘を忘れて 濡れた世界に君とともに 足音に気づかぬまま雑念で 湿ってしまわぬように 僕の手を取ってよ もういいか ほら 聞こえる こんな悲しみも夢ならよかった 物足りないと言ったって もう足りないになってきて 未完成が違っても結局は 全部自由感性 伝わらないからなんだって 聞こえてきた自分の声が前で揺れて 揺れているだけ 空いた空白を埋めたって 明けた空色変わんなくて 赤く滲んだ歌詞だって 飽きるくらい同じ価値で 揚げ足とっては絡まって 開け捨てた傘を投げ 出してしまおうか 傘を忘れて 濡れた世界に身を投げて 足音の向こうに聞こえた雨音が 音楽になるでしょう 傘を忘れて 濡れた世界でもずっと1人 足音に気づかぬまま 雑念で湿ってしまう前に 僕の手を取ってよ もう一度