あの頃の世界はまだ 少しだけ可愛げのある嘘で 吐き気混じりの日々にも 灯りを灯してたの カイロでごまかせる熱 午前4時までの努力にも 飴もひとつくらいの甘さも 世界にはあったの 得られなかった結果も 数字に刻まれた大差も 自信も自尊もクソみたいに 溶かしていく ありきたりなこの毎日も どうしようもない夢の中も 「普通」という言葉で左右され 17で未熟な毎日も 壊したくない心の中も 期待されへし折れたまま やらない理由で自分誤魔化して 傷つかないふりをして 忙しいことを都合よく口癖にして 何もしない今日も許して 上手くいく誰かに嫉妬して やるせない思いは変わらず 気持ちを見透かされて ありきたりなこの毎日も どうしようもない夢の中も 「普通」という言葉で左右され 17で未熟な毎日も 壊したくない心の中も 期待されへし折れたまま
