ひとときの夢 連れ出した風 星空を背に二人は夜を切り裂いた 穢れなき冬の色 滲むハンカチーフ 落とされた涙粒の煌めきは港の灯火 照らされたひとときに 僕らはシンメトリーの翅をつける 街に星が降りそそぐ中を 二人の影輝く ひとときの夢 連れ出した風 星空を背に二人は夜を切り裂いた 穢れなき僕らは銀河行きに乗った 今夜が窓越しに映るよ ほら 向こうの街並みが素敵 通り過ぎる君のイメージ 夜空のスクリーンを横切って行く 素敵 押し迫る闇の中に 二人の影輝く 夜の眩しさと遠のく街の灯に 胸を傷めては君にくちづけをした