腹の中 とろけるうつろ 齷齪 物の怪の薄色 呑まれたか飲み込んだのか 喉元で止まりぼやり落ちる 下界はこんなに暑いんだもん ヒトの容さえ保てりゃよかった ゆら、揺る その汗をかいてる 真ん中にぽかり あな 夢見心地 奪われないで 温くなる温まる うつろがただ この身に留まって 閉幕のまどろみも光が腐す朝も 毎度同じ 内側に立ち込める私の轍 Ta Ta La, Ta La La 茹だる らるら さあ 両手を上げて口開いて 埖をすてようか そら 居ぬ間にまた彼方 鬼さんは此方 さあ 両手を上げて口開いて 埖をすてようか 餓鬼も満たすうつろに 言葉も忘れたか? さあ 両手を上げて口開いて 埖をすてようか そら 居ぬ間にまた彼方 鬼さんは此方 さあ 両手を上げて口開いて 埖をすてようか どうですか打ち水でも 枯れてしまわぬように 真ん中にぽかり あな 夢見心地 奪われないで 温くなる温まる うつろがただ この身に留まって 一歩手前白昼夢に光が潰した両眼 毎度同じ 内側に立ち込める私の轍 Ta Ta La, Ta La La 茹だる 「らるら」 謳う声が聴こえたなら