言葉にすれば 獰猛または稀代か孤高 恐らく無欠の空想を孕んでいる ダンデライオン 静寂を創り出すほど 尻尾巻いて逃げ出すほど 何者も寄せ付けない毛並み 「万に一つのアレやコレで 考えもしないデカいミスで 完全を失うわたしは なかなかどうして滑稽だろう」と 気にしなければいいこと 忘れ去ってしまえばいいこと それでも頭ん中をよぎってしまうの 仮定 舞台上 いつもと違ったら どんなふうに彼らは笑うだろうか こんな姿して 牙があって それでいて たったひとつの生傷に怯えている? ざっと冴えない街を壊して 風も追随 踏んで蹴っていく 誰かの顔 世界の表情 もう気にせんように さあreactionは見えちゃいないよ 視界に入らないくらいに 速度を消さないで 雑踏 幾千の人を焦がして 体浮かして飛び散っていけ ふらふら ぶらぶら 誰彼にさまざまに だから今日こそ行っちゃえば 自由に 言葉にすれば 獰猛または稀代か孤高 恐らく無欠の空想を孕んでいる ダンデライオン 静寂を創り出すほど 尻尾巻いて逃げ出すほど 何者も寄せ付けない毛並み 万に一つアレやコレが。 考えもしないデカいミスが。 完全を失う瞬間が。 向けられるその目が。 気にしなければいいこと 忘れ去ってしまえばいいこと いつまで頭ん中をよぎっているの だって常日頃それらしく在れと 誰かに言われてるわけじゃないよ こんな姿して 牙があって って空想が たったひとつの生傷を 目立たせてしまう 美しくて整っていた毛並み 全て視ているほどの街並み そのアレコレが つべこべ言わずに 僕をかたどる こんなふうに ざっと冴えない街を壊して 風も追随 踏んで蹴っていく 誰かの顔 世界の表情 もう気にせんように 九、も十、も数えてない 今は 歩けば棒に振った夢を見せないで 雑踏 幾千の人を焦がして 体浮かして飛び散っていけ Flirt,flirt,blah,blah 街ん中はさまざまで だから今日こそ行っちゃえば 自由に