Track bypapalion
いずれは終わると 分かっていたのだろ そのつかんだ手を離せばすむ話だと 凍える目抜き通りは黒く伸び 商業ビルが高く切り立ち並ぶ 落ちてくる雪が 古い映画のような スローモーションみたいに 街の眺めもゆっくりと凍りついてく いずれは気づくと思っていたのだと その歪んだ答えを答えとした事を 凍てつく真っ白い空には 厚い雲がおおい 燃え尽きた灰のように 落ちてくる雪が 古い映画のような スローモーションみたいに 人の流れもゆっくりと凍りついてく 積り出す雪の中に閉ざされてゆく