ぱっと咲いた 夜に咲いた 今年も夏が終わる 祭りの後は 胸に穴が ぽっかりと空いたみたい 君に言えなかった言葉たちが 轟音と共に消えてった このまま時が止まればいいのに なんて さっきまで地上に響いた 雷鳴が遠くに過ぎて 雨上がりの風邪がちょっとだけ 肌寒く感じた 君と待ち合わせまでずっと 高ぶる気持ち抑えられない 小走りで手を振る君を見て 自然と笑みが あぁ 来年も 君と一緒だといいな あぁ 繋ぐ手から 伝わる気持ちは 一緒だろうか? 今 はっと気付いた 火花の後に 今年も夏が終わる やり残した事ばっかり 来年まで待てないよな 君と過ごした時間はいつでも 光の速さで過ぎてく このまま変わらずいれたらいいのに なぁ 忙しない日々の中きっと 私は今宵思い出すの もう戻らない時はずっと胸の中の アルバムにそっと めくるめく想いでは 重ねては消えてゆく それでも上書きできない 君の記憶は ぱっと咲いた夜に咲いた Ah~ ぱっと咲いた夜に咲いた 今年も夏が終わる 高鳴る鼓動に合わせるように 片一方のイヤホン渡すよ 君に言えなかった言葉たちが 夜の帳に響いている このまま時が止まればいいのに なんて 終わらないで
