手を繋げばほら 未来が伸びる 夢物語は 続きはしない 海辺を歩いた少女は揺れる 現実は遠い もう戻れない 八月の末日 空気が湿る 一人で過ごす部屋は渇いてる 騒がしい夜明け 青に溶ける星は また夜がくれば 何事もなく笑いだす ごまかして ごまかして 逃げ出した白い指を見送って 缶チューハイの結露は 見えない涙の分だけ ぬるく だるく 気が抜けて 流れて溶ける 海へ ごまかして ごまかして 逃げ出した白い指を見送って 月が映る水面 映画みたいね、人生も 全部知った始まりと 予期せぬエンドロール 4度アドナイン うまく終われない