はなしをしよう ぼくらが出会う前のふたりのはなし 朝日を待ちながら さあ 出かけよう 美しい日々を今迎えにゆこう ぼくらの旅が始まる はなしをしよう ぼくらが出会い今日に至るまでの 長い道のりについて いつだったかな きみの温度に触れたその瞬間に 世界は色づいたんだよ なにをみて なにを知って 誰を想ったの きみのすべてを ぼくに教えてほしいんだ ああ どれだけの幸福と痛みに 身を委ねようとも あるがままのぼくらであり続けよう 手をとり歩こう 重ねた指が教えてくれた ぼくが今を生きる意味を 此処から始まる物語に 終わりなきファンファーレを はなしをしよう 言葉では伝えきれぬ想いばかりで 零れ落ちそうだけど 一つ一つを掬いあげ逃さぬように 抱きしめて 花束に変えられたら きみの目に映る世界 触れてみたいけど ひとつになれないぼくらは 独りじゃない ああ どれだけの幸福と痛みに 身を委ねようとも あるがままのぼくらであり続けよう 手を取り歩こう ああ どれほどの悲しみが 明日を隠してしまおうとも きみが笑う今日を守り抜くよ はなしの続きを そんな日々を二人 寄り添い歩んでいこう 重ねた指が教えてくれた ぼくが今を生きる意味を 此処から始まる物語に 終わりなきファンファーレを